読んだ本

大前研一,“考える技術”,講談社
非常に刺激になり,勉強になった.借りて読んでいたが,手元において何度も読み返したい一冊.

“成功パターン”の4要件
 1.事業領域の定義が明確にされている.
 2.現状の分析から将来の方向を推察し,因果関係について簡潔な論旨の仮説が立てられている.
 3.自分のとるべき方向についていくつか可能な選択肢があっても,どれか一つに集中する.
 4.基本の仮定を忘れずに,状況がすべて変化した場合を除いて原則から外れない.

P2P(Person to Person)からM2M(Machine to Machine)の発想は,面白い視点で,今後の研究のネタになると思う.すなわち機械と機械のコミュニケーションを工学的に考えるとどんどん新しい研究のアイディアがでてくると思った.